2017年絶対に見逃せない美術展~日経おとなのOFF~はほとんど行った件

今年の1月に発行された『日経おとなのOFF 2017年絶対に見逃せない美術展』 日経おとなのOFFでは、いろんな美術展が特集されていましたよね。 今年は本当に美術展イヤーだったと思います。

関東でも関西でも、目玉級の美術展が目白押しでした。

日経おとなのOFFで特集されている展覧会かつ、私が実際に見に行った展覧会を挙げてみると、

  • ミュシャ展 (東京・国立新美術館)
  • 草間彌生 我が永遠の魂展 (東京・国立新美術館)
  • これぞ暁斎!世界が認めたその画力展 (京都・美術館「えき」KYOTO)
  • 特別展 雪村-奇想の誕生-展 (滋賀・MIHO MUSEUM)
  • ベルギー 奇想の系譜展 (兵庫・兵庫県立美術館)
  • ボイマンス美術館蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 (大阪・国立国際美術館)
  • 怖い絵展 (兵庫・兵庫県立美術館)
  • アルチンボルド展 (東京・国立新美術館)
  • ジャコメッティ展 (東京・国立新美術館)などなど・・

私は絵画作品が好きなので、絵画の展覧会が多めですが、他にもいろいろ行きました。おそらく50は行っていると思います。

その50展の中で、勝手に面白かったランキングをつけてみると、こんな感じになりました。

1位 ボイマンス美術館蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 (大阪・国立国際美術館)

2位 ベルギー 奇想の系譜展 (兵庫・兵庫県立美術館)

3位 アルチンボルド展 (東京・国立西洋美術館)

第1位はやはり「バベルの塔」展ですね。東京と大阪の二カ所で開催されたこの展覧会は、ミュシャ展に続いて総動員数がものすごいことになっています。(ミュシャ展の入場者数は65万人、バベルは東京会場だけで37万人で、大阪も合わせると・・・すごい数です。)

以前バベルの塔に関して記事を2本書きましたので、合わせてご覧ください。

アート鑑賞1年生 ブリューゲルのバベルの塔を予習!芸術初心者が国立国際美術館に行く前に知っておくべきこと

アート鑑賞2年生 ブリューゲルのバベルの塔を予習!芸術初心者が国立国際美術館に行く前に知っておくべきこと

★★★私がディレクションを務めた、「バベルの塔」展の紹介アートカードが9月20日に発行されるので、そちらもぜひお手にとってご覧ください。次号ブログに掲載のURLからもダウンロードいただけます。

第2位の「ベルギー 奇想の系譜」展はブリューゲルの着想源でもあった、ヒエロニムス・ボスを中心に、ブリューゲルの版画が多く見られる展覧会でした。1位2位を見ると、今年は「ブリューゲルの年」だったといえるかもしれませんね!

私自身、版画作品はこれまでさほど興味がありませんでしたが、この展覧会を機に面白いかも!とちょっと目覚めました。

作品の意味を読み解くというよりも、子供と同じ目線で、まず何が描かれているのかということだけに集中して作品を見てみるととても楽しめました。

取材記事には書きませんでしたが、ブリューゲルの作品ってお尻から放屁or脱糞している図像が本当に多いんです。笑

 

 

 

 

 

あと、自分のお尻をやたら見てる人。笑

 

 

もうそればっかり気になっちゃってました。笑

 

 

 

第3位はつい先日東京遠征で行ってきた「アルチンボルド」展。

アルチンボルド展が見たくて東京に行ったと言っても過言ではないくらい、この展覧会は本当に楽しみにしてました。

人間の姿を植物や果物だけで表現する、アルチンボルドの手法、かなり独特ですよね。

私の一番のお気に入りの作品は『四季』シリーズです。
アルチンボルド『春』(1563年)

チラシ表紙に選ばれた、『春』という作品は、春に咲く花なんと80種類を元に女性が描かれています。

頬に注目してみると、頬は立体的に見えるよう、バラが上から描かれ、その上部にはハイライトでしょうか、白いバラが描かれていて、より立体感が増して見えます。

アルチンボルド『大気』(1566年頃)

『四大元素』シリーズは集合体恐怖症”の人は苦手かもしれません。

髪の毛の部分はすべて鳥の頭部で埋め尽くされ、顔は鶏やキジ、七面鳥で表現されています。ここまで細かく鳥一羽ずつを描き分けていくなんて、アルチンボルドの執念の賜物ですよね。

いかがでしたか?

「アルチンボルド」展と「バベルの塔」展はまだまだ会期に間に合います!(アルチンボルド展:9月24日まで、バベルの塔展:10月15日まで)

まだ行かれてない方は是非この機会にお出かけしてみてください。

追記:「アルチンボルド」展のオーディオガイド、とってもオススメです。

竹中直人さんがアルチンボルドになりきって解説しているんですが、これを聞くと図録を買わなくてもアルチンボルドについて深く知ることができます!

♦展覧会情報♦

「バベルの塔」展

会期:〜10月15日まで

会場:国立国際美術館(大阪)

「アルチンボルド」展

会期:〜9月24日まで

会場:国立西洋美術館(東京)

 

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