見るたびにファンになる。ほっこりどこか懐かしい「ジブリの立体建造物」展@あべのハルカス美術館

みなさんこんばんは。

つい先日まで「北斎」展で賑わっていたあべのハルカス美術館で「ジブリの立体建造物」展が始まりましたね〜!

この展覧会はスタジオジブリの作品に登場する建物の模型やアニメーションの背後に描かれる背景画、作品を制作する前にスタッフ同士でアイディアを共有するために描かれたイメージボードなどからジブリ作品に描かれた建造物の魅力を探る、という内容になっています。

 

今回のブログは

「ジブリの立体建造物」展を見る前に!これだけ知っとけば間違いない!

という内容でご紹介していきたいと思います。

 

■空想だけど実はとってもリアルな建物たち。

 

ジブリの作品にはたくさんの建物が登場しますが、藤森照信(建築家)によると、宮崎駿の描く建物は、なんと8割〜9割くらいは建築の構造的に合っているそうです。

宮崎駿の作る建造物は一見実現不可能に見えても、お金がたんまりあれば再現することも難しくはない、ということですね。

もちろん、『ハウルの動く城』に登場する「ハウルの城」も構造的には再現可能だそうですよ。

彼の追求する“リアルな建築”をより深く知ることができる逸話があります。

宮崎駿は若い頃に、『アルプスの少女ハイジ』の制作を手伝う際に、彼の師匠、演出家・高畑勲と一緒にスイスとドイツでロケハンを行いました。

宮崎駿はこの時に、高畑から「建物の写真を撮るな。外から見て中の構造を想像しろ。」と指導を受け、ロケハンでいいなと思った建物を見つけた際には、建物の外観や内観を写真に収め、正確に記録していくのではなく、それを記憶し、時には違う場所で見た建築と組み合わせながら作品の中で組み立てていきました。

そうすると、当然、印象的なところは覚えているし、記憶にすら残っていないところも出てくる。

しかし、それでも作品のイメージボードを描くときにはそれがうまく一つの形になって現れてくるそうです。

宮崎駿はアニメーションだけではなく、建築に対する造詣も深いことが伺えます。

だからこそ私たちは作品を見てそれが“どこかでリアルに存在している場所”のように感じられるんでしょうね〜。

 

■この展覧会はもう二度と見られないかも!?

この展覧会にはたくさんの背景画やイメージボードが展示されていると先ほどお話ししましたが、実はこれらのほとんどは宮崎駿男鹿和雄という人物によって制作された作品たち。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▶︎画像お借りしました

男鹿和雄を知らない人のために簡単におさらいしましょう。

男鹿和雄は「ジブリの森を描いた人」として有名な人で、彼が背景美術を手掛けた作品には『となりのトトロ』を始め、『千と千尋の神隠し』、『ハウルの動く城』などがあります。

過去には展覧会が開かれたこともあるくらい、ファンも多い、“ジブリの必殺仕事人”です。

実は彼、結構な恥ずかしがり屋らしく、自分の作品をあまり公に展示したがらないそうで、この展覧会のように大々的に作品が展示されることはもう今後ないのではないか、とスタジオジブリの方がおっしゃってました。

さらに、宮崎駿のイメージボードはほとんどが水彩で描かれているため、色が劣化しやすいそうで、こちらも今後はそんなにお目にかかれなくなるかもしれないそうですよ〜

これはもうこの機会に見とくしかありませんね。

この貴重な機会にぜひ!

私も実際に男鹿さんの作品を拝見しましたが、「これ写真?」って思うほどに真に迫るものばかりでした。

 

■おまけ

最後におすすめ展覧会グッズをご紹介します。

な、な、なんと!!

ちっちゃいトトロがおみくじに!!!

こちらお値段810円(税込)。

 

か、かわいい・・・♡

おみくじを引いた後は玄関かトイレにちょこんと飾っておくのがいいかもしれません。

 

ジブリのほっこりかわいい世界をぜひ会場でご体感ください。

 

♦「ジブリの立体建造物」展♦

会場:あべのハルカス美術館

会期:12月2日〜2018年2月5日まで

※休館日 12月4日(月)、11日(月)、1月1日(月・祝)

入場料:一般 1500円、大学生・高校生 1100円、中学・小学生 500円

展覧会詳細はこちらをクリック

あわせて読みたい