大塚国際美術館を楽しみ尽くしたい!そんなあなた必見!大塚国際美術館を120%楽しむ方法!(3)

みなさんこんばんは。

クリスマスが近づいていますね。

クリスマスって誰かに何かもらえるんじゃないかと思ってソワソワしますよね。

私は今年のプレゼント、何もらおうかな・・・♡

 

そんなことはさておき、今回もブログはこれまでのブログに引き続き、大塚国際美術館を120%楽しむ方法第三弾をお届けします。

 

これまでのブログは、よかったら以下の方でチェックしてみてください。

大塚国際美術館に行く前にぜひ読んでほしい!大塚国際美術館を120%楽しむ方法(1)

▶大塚国際美術館を楽しみ尽くしたい!そんなあなた必見!大塚国際美術館を120%楽しむ方法!(2)

 

これまでのブログでは、地下3階から地下2階にかけてのこれだけは見とけ!というおすすめ作品をご紹介してきました。

今回のブログは地下1階のこれだけは見とけ!をご紹介してきます。

■B1階のこれだけは見とけ!

正直、B2階とB1階はぜひ見ていただきたい作品が多すぎて、あれもこれもご紹介したい衝動にかられましたが、今回も心を鬼にして厳選しました。

まずひとつめは・・・

こちらは、ウジェーヌ・ドラクロワ《民衆を導く自由の女神》(1830年)、オリジナル所蔵先:ルーヴル美術館。♦部屋番号66♦

誰もが一度は教科書などで見たことがあるであろうこちらの名作は1830年にパリで起きた七月革命が描かれています。

みなさん“フランス革命”ついてはなんとなーく知っていますよね。

宮廷の人たちが自分たちを着飾ることにお金を使いすぎた上に、それを税金によってカバーしようとしたところ、怒り爆発した市民がなんじゃそりゃ!ありえん!!と引き起こした革命です。

ナポレオンはフランス国内がぐちゃぐちゃに混乱していた最中、戦争に負け無しの英雄として帰国し、のちに皇帝として即位しました。

ですが、ナポレオンの治世も長くは続かず、即位してわずか10年で追放されてしまいます。

ナポレオンの後にはルイ18世、そして彼の後にはシャルル10世が即位しますが、彼らは性懲りも無く、フランス革命以前の貴族中心の政治に戻そうとしました。

これに市民が反発し、起きたのがこの「七月革命」です。

ドラクロワはこの事件をパリで直に目撃し、興奮冷めやらぬまま事件が起きた3ヶ月後には制作に着手したそうです。

こちらは左から、エドゥアール・マネ《草上の昼食》(1863年)、オリジナル所蔵先:オルセー美術館、エドゥアール・マネ《オランピア》(1863年)、オリジナル所蔵先:オルセー美術館。♦部屋番号68♦

写真に写っているこの二つの作品は、マネの名前を一躍有名にしたスキャンダラスで破廉恥極まりない作品たちです。

左の作品について詳しく見ていきましょう。

タイトルにあるように、描かれているのはピクニックの風景ですが、何かおかしいですよね・・・

女性が裸です!!!!

冷静に考えてこれってどんな状況なんでしょうか・・・

怪しすぎる!邪推せずにはいられない!!!笑

何を想像したかを書くのは自粛しますが、まぁおそらく間違ってはないでしょう。

実はこの作品、みんなにわかるような形で神話をテーマにしているor 歴史的な大きな事件をテーマにしているということがわかれば、当時の人々に糾弾されることはなかったんですが、マネはそういうエクスキューズをせずに堂々と女性のヌードを描いちゃったがためにお目玉を食らったわけです。

しかしこれがきっかけでマネは一躍有名人になったわけですが。。。

こちらは、フィンセント・ファン・ゴッホ《ヒマワリ》(1888年)。♦部屋番号73♦

ゴッホは生涯にわたり、花瓶に生けられたひまわりをたくさん描いていますが、こちらの作品はなんともう見ることができない“幻のヒマワリ”です。

というのも、この作品自体がもう消失してしまっているからなんです。

1920年(大正9年)に芦屋の実業家山本顧弥太氏が購入し、ゆくゆくはこれを、武者小路実篤率いる白樺派の美術館に寄贈するつもりだったそう。

しかし第二次世界大戦が勃発し、1945年に空襲を受けてしまい、灰になってしまったんだとか。

もう消失してしまった作品をこうしてお目にかかることができるのはとても嬉しいですよね。

この作品はもうここでしか見られないので要チェックです!!

左から、グスタフ・クリムト《接吻》(1907-08年)、オリジナル所蔵先:オーストリア美術館、グスタフ・クリムト《アデーレ=ブロッホ・バウアーの肖像Ⅰ》(1907-08年)、オリジナル所蔵先:個人。♦部屋番号76♦

私は以前ウィーンに行った時に、オーストリア美術館でオリジナル作品を見たんですが、この作品は海外でも注目度がとっても高くって、すごい人だかりでした。

その上、部屋自体が作品保護のためかちょっと暗めで、そこまで近づいてじっくりと見ることができませんでした。

しかし!大塚国際美術館では作品を独り占めしてじっくり見ることができます。

こちらは私がオーストリア美術館で撮影してきたクリムトの《接吻》です。

実物と見比べてみても、本当に細かいところまでよく再現されているし、何より再会できたのが嬉しかったですね〜。

この作品に描かれているのは、クリムト自身と、当時恋人だったエミーリエ・フレーゲです。

クリムトは1903年にイタリアの古都ラヴェンナに旅行に行った際に、教会で見たモザイク芸術に感動し、以降、この作品に見られるように金銀を多用した作品を制作ました。

▶︎画像お借りしました。

クリムトが見たモザイク模様はサン・ヴィターレ聖堂のものかもしれませんね〜。

 

■おまけ

地下1階には、印象派の巨匠モネの代表作はもちろんのこと、ドガの“踊り子”がたくさん展示されています。♦部屋番号69-72♦

写真の一番左の作品はドガの作品の中でも特にお気に入りの作品です。

《ダンス教室》と題されたこの作品には、レッスンを受ける若いダンサーたちと厳しい面持ちの先生が描かれています。

しかし生徒の中には集中力が切れたのか、猫背で背中をかく生徒や、隣の生徒とおしゃべりに花を咲かせる生徒がいます。

「長いレクチャーを受けたらこうなるよね〜わかるわかる!!」

と思わず共感したくなります。

 

以上が地下1階に展示されている、これだけ見ておけば間違いない作品たちです。

次回のブログでは、1階と2階のオススメ作品と、オーディオガイドは借りるべきか否かについてもご紹介していきたいと思います。

 

 

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